戸籍謄本が必要になった際、どのように取得すればよいのか分からない方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では戸籍謄本の取り方や必要なものについて以下の点を中心にご紹介します。
- 戸籍謄本とは
- 戸籍謄本の取り方
- 戸籍謄本を取るときに必要なもの
戸籍謄本の取り方や必要なものについて理解するためにもご参考いただけますと幸いです。
ぜひ最後までお読みください。
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戸籍謄本とは

戸籍謄本(こせきとうほん)は、戸籍に記載されたすべての内容をそのまま写し取った証明書のことです。
正式には「戸籍全部事項証明書」や「全部事項証明書」とも呼ばれることがあります。
似た言葉に戸籍抄本(こせきしょうほん)がありますが、こちらは必要な部分のみを抜粋した写しで、「戸籍部分事項証明書」や「個人事項証明書」とも呼ばれます。
戸籍謄本が家族全員の情報を含むのに対し、戸籍抄本は特定の個人に関する情報だけが記載されています。
申請手続きにおいて、どちらを用意するべきかはケースバイケースですが、事前に確認できない場合には、全ての情報が網羅された戸籍謄本を取得しておくと安心です。
用途に応じた選択が大切になります。
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戸籍謄本の取り方

戸籍謄本は、手続きの種類や目的に応じて取得する方法が異なります。
ここでは、戸籍謄本を取得するための主な方法と必要書類について詳しく説明します。
取得できる場所と申請方法
戸籍謄本は通常、本籍地のある市区町村役所で申請します。
ただし、2024年3月1日からの法改正により、本籍地が遠方であっても最寄りの役所で取得可能になります。
これにより、手続きがより便利になります。
また、全国どの市区町村でも戸籍謄本をまとめて取得できる場合もありますが、代理人が請求する場合や戸籍抄本・戸籍の附票が必要な場合は、本籍地の役所での申請が必要です。
取得方法の種類
役所で直接申請する
最寄りの役所に出向き、交付申請書に必要事項(名前、本籍地、必要枚数など)を記入して提出します。
申請時には、以下のものを持参しましょう。
- 印鑑(認印で可)
- 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)
- 交付手数料
- 代理人による申請
やむを得ず本人が出向けない場合、委任状を用意して代理人に申請を依頼できます。
代理人が申請する際には、以下のものが必要です。
- 本人からの委任状(同じ戸籍に属する場合は不要)
- 代理人の本人確認書類
- 印鑑(認印で可)
- 交付手数料
郵送での申請
遠方で役所に行けない場合は、郵送での取り寄せも可能です。
本籍地の役所に必要書類を送付し、手続きが完了すると返信用封筒で戸籍謄本が送られてきます。
主に以下の書類が必要です。
- 請求書(役所のホームページからダウンロード可能)
- 本人確認書類の写し
- 手数料(定額小為替)
- 返信用封筒
- 委任状(代理人が請求する場合のみ)
コンビニでの発行
コンビニ交付サービスに対応した市区町村では、マイナンバーカードを利用してコンビニのマルチコピー機から戸籍謄本を取得できます。
この方法では、土日祝日や早朝・深夜でも発行が可能です。
ただし、利用可能な条件として以下があります。
- コンビニ交付対応の市区町村であること
- マイナンバーカードを所有していること
取得方法によって手続きに必要なものが異なるため、事前に役所のホームページなどで確認しておくとスムーズです。
また、コンビニでの交付サービスを利用する場合は、対応している市区町村かどうか確認が必要です。
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戸籍謄本を取るときに必要なものとは

コンビニ交付を利用する際には、以下のものを事前に準備しましょう。
- マイナンバーカードまたは住民基本台帳カード
- 発行手数料
マイナンバーカードの場合、電子証明書が搭載されていれば、暗証番号を入力するだけで手続きが可能です。
住民基本台帳カードを使用する場合は、市区町村の窓口でコンビニ交付用のアプリケーションをインストールし、証明書ごとに暗証番号を設定しておく必要があります。
戸籍謄本の申請を弁護士へ依頼するメリット
戸籍謄本などの必要書類を弁護士に依頼して取得することには、さまざまな利点があります。
ここでは、その主なメリットを詳しくご紹介します。
手間を省ける
自身で戸籍謄本を取り寄せる場合、役所への手続きや必要書類の準備など、慣れていない人には手間のかかる作業が発生します。
弁護士に依頼すれば、こうした煩雑な手続きをすべて任せることができるため、大きな負担軽減となります。
正確で迅速な対応
弁護士は法律手続きの専門家であり、必要な書類を間違いなく収集するノウハウを持っています。
戸籍謄本や抄本を誤って取得してしまい、再度取り直す必要が生じるような二度手間を回避できる点も安心です。
また、経験を生かして迅速に対応してもらえるため、スムーズに手続きを進めることが可能です。
法定相続人の正確な確認
相続手続きにおいては、戸籍を取り寄せるだけでなく、法定相続人が誰であるかを正確に判断する必要があります。
これを素人が正確に把握するのは難しい場合がありますが、弁護士に任せれば、専門的な知識をもとに適切に判断してもらえるため安心です。
トラブルの防止
特に相続手続きでは、戸籍や相続人の確認ミスによって手続きが遅れるケースがあります。
弁護士に依頼することで、こうしたリスクを事前に防ぐことができ、手続きが滞ることを避けられます。
弁護士に依頼することは費用がかかるものの、時間と手間を節約し、安心して手続きを進められるという点で大きな価値があります。
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戸籍謄本の申請を弁護士へ依頼するデメリット

弁護士に戸籍謄本の取得を依頼する際には、メリットが多い一方で、いくつかのデメリットもあります。
以下に主なポイントを挙げます。
費用が発生する
最大のデメリットは、費用がかかる点です。弁護士に依頼することで、専門的な知識や迅速な対応を得られますが、その分の料金が必要になります。
特に書類の取得のみを依頼する場合、手数料とは別に弁護士の手数料が加算されることがあります。
費用と手間のバランスを考慮する必要がある
一見すると費用が割高に思えるかもしれませんが、煩雑な作業や時間の節約を考えれば、その負担を軽減できるメリットと比較して判断する必要があります。
他の手続きと併せて依頼する場合には費用の一部が含まれることも
ただし、遺産分割調停や相続放棄といった手続き全体を弁護士に委任する場合、戸籍謄本の取得費用がこれらの手続きの費用に含まれる場合もあります。
この場合、単独で依頼するよりも費用面で合理的な選択肢となることがあります。
このように、費用面を中心としたデメリットはありますが、専門的な作業を代行してもらえることで得られるメリットとのバランスを考えることが重要です。
戸籍謄本の取り方や必要なものについてよくある質問

戸籍謄本の取り方や必要なものについてよくある質問は以下のとおりです。
戸籍謄本を取る時、印鑑は必要ですか?
戸籍謄本の取得手続きには、通常、認印が必要です。
ただし、一部の自治体では印鑑が不要な場合もあるため、事前に確認しておくと安心です。
また、シヤチハタのようなスタンプ印は使用できないとする自治体もあるため、適切な認印を準備しましょう。
もし代理人が手続きを行う場合には、代理人自身の印鑑が必要になります。
代理人に依頼する際は、委任状とともに印鑑の用意も忘れないようにしてください。
手続きの詳細は自治体ごとに異なる場合があるため、不明点がある場合は直接問い合わせることをおすすめします。
コンビニで戸籍謄本は本籍地以外では取れない?
戸籍に関する証明書は、基本的には本籍地のある市区町村役場でのみ取得できます。
ただし、令和6年3月1日以降、本人やその配偶者、直系親族の戸籍(除籍)謄本や改製原戸籍謄本については、本籍地以外の市区町村役場でも取得可能となります。
この場合、顔写真付きの公的な本人確認書類を提示する必要があります。
詳細については、戸籍全部事項証明書(戸籍謄本)などの広域交付に関する情報をご確認ください。
本籍地が遠方にある場合には、郵送での請求手続きも可能ですので、利用を検討するとよいでしょう。
戸籍謄本の取り方や必要なものについてのまとめ

ここまで戸籍謄本の取り方や必要なものについてお伝えしてきました。
戸籍謄本の取り方や必要なものの要点をまとめると以下の通りです。
- 戸籍謄本(こせきとうほん)は、戸籍に記載されたすべての内容をそのまま写し取った証明書のこと
- 戸籍謄本は通常、本籍地のある市区町村役所で申請し取得するのが一般的であるが、2024年3月1日からの法改正により、本籍地が遠方であっても最寄りの役所で取得可能になった
- 戸籍謄本を取得する際は、マイナンバーカードまたは住民基本台帳カード、発行手数料が必要
これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。


