戸籍謄本の手数料はいくらかかるの?全国一律?取得方法は?

  • 2025年6月29日
  • 2025年5月29日
  • 用語集

戸籍謄本の取得を検討する際、多くの方が気になるのが「手数料はいくらかかるのか」「全国で料金は統一されているのか」「どのような方法で取得できるのか」といったポイントです。
戸籍謄本は、相続や各種手続きで欠かせない重要書類ですが、その取得には費用や手続き方法を理解しておくことが大切です。


本記事では、戸籍謄本にかかる手数料の概要から、取得方法、さらには戸籍謄本が必要となる主な場面までわかりやすく解説します。初めて取得する方もスムーズに手続きを進められるよう、ぜひ最後までご覧ください。

 

  • 戸籍謄本にかかる手数料
  • 戸籍謄本の取得方法
  • 戸籍謄本が必要な時

 

戸籍謄本の手数料について理解するためにもご参考いただけると幸いです。

ぜひ最後までお読みください。

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戸籍謄本とは

戸籍謄本とは、同じ戸籍に記載されている全員の身分事項を記録した公的な証明書です。
正式には「戸籍全部事項証明書」と呼ばれ、氏名、生年月日、続柄、出生や婚姻、死亡などの重要な家族関係の情報が含まれています。
主に相続手続きや婚姻届の提出、パスポート申請などで必要とされ、家族の法的な関係性を証明する際に欠かせない書類です。

戸籍抄本との違い

ここでは、戸籍謄本と戸籍抄本の違いを紹介します。

戸籍謄本とは

戸籍抄本(正式名称:戸籍個人事項証明書)は、戸籍の中から特定の一人分の情報のみを抜粋して記載した証明書です。個人の氏名、生年月日、続柄、出生や婚姻などが記載され、本人の身分証明や婚姻届提出など、個人単位の手続きに使われることが多いです。

戸籍謄本と戸籍抄本の違い

戸籍謄本と戸籍抄本の最大の違いは、記載されている情報の範囲にあります。
戸籍謄本は、同一戸籍に登録されているすべての家族全員の情報が記載されたもので、家族の氏名や生年月日、続柄、出生・婚姻・死亡などの身分事項が網羅されています。

これに対して、戸籍抄本はその戸籍の中から特定の一人分の情報のみを抜粋して記載した証明書であり、個人の身分に関する情報だけが記されています。

このため、戸籍謄本は家族全体の構成や関係性を証明したい場合に適しており、相続手続きや遺産分割、家系図の作成など、複数人の関係を確認する必要がある場面で使われることが多いです。一方、戸籍抄本は本人の身分証明や婚姻届の提出、各種申請の際に個人の情報だけが必要な場合に利用されます。

また、提出先や求められる書類の内容によって、どちらが適切かが変わるため、必要な範囲や目的に応じて戸籍謄本と戸籍抄本を使い分けることが重要です。両者の違いを理解しておくことで、手続きの際に不要な混乱や手戻りを防ぐことができます。

戸籍謄本にかかる手数料

戸籍謄本を取得する際に気になるのが、どのくらいの手数料がかかるのかという点です。
戸籍謄本の手数料は、取得方法によって多少の差がある場合もありますが、基本的には全国で統一された料金体系が採用されています。

戸籍謄本と戸籍抄本の手数料は同じ

戸籍謄本(戸籍全部事項証明書)と戸籍抄本(戸籍個人事項証明書)は、それぞれ記載されている範囲が異なりますが、手数料は基本的に同じです。ほとんどの自治体で1通あたり450円程度の料金が設定されており、全国的にもほぼ統一されています。ただし、一部の自治体では若干の差異があることもあるため、正確な金額は取得予定の役所の情報を確認すると良いでしょう。

コンビニと役所で手数料は変わらない

 

戸籍謄本は市区町村役所の窓口だけでなく、マイナンバーカードを使って対応コンビニのマルチコピー機でも取得可能です。
役所の窓口で取得する場合とコンビニで取得する場合で手数料に違いがあるか気になるところですが、基本的には窓口取得もコンビニ交付も同じ料金(1通450円程度)がかかります。ただし、コンビニでの取得はマイナンバーカードの利用が必須で、カードの取得費用や維持費用は別途かかるため、初めて利用する場合は注意が必要です

戸籍謄本の取得方法

  1. 窓口での申請
    本籍地の市区町村役場の窓口で申請書を提出し、本人確認書類を提示して取得します。申請当日に受け取れることが多いです。

  2. 郵送での申請
    申請書、本人確認書類のコピー、手数料分の定額小為替、返信用封筒を本籍地の役所に郵送して請求します。手続き完了までに数日から1週間程度かかります。

  3. コンビニ交付サービス
    マイナンバーカードを所持している場合、対応するコンビニのマルチコピー機を使って、24時間いつでも戸籍謄本を取得可能です。

  4. 広域交付制度の利用
    本籍地以外の市区町村役場でも戸籍謄本を取得できる制度で、遠方に本籍がある場合に便利です。

それぞれに必要書類や手数料が異なるため、事前に本籍地の役所や自治体の公式サイトで詳細を確認するとスムーズに取得できます。

戸籍謄本が必要なとき

戸籍謄本は、個人の身分や家族関係を証明するための重要な公的書類であり、さまざまな法律や行政手続きで必要となります。まず代表的なケースとしては、相続手続きがあります。被相続人(亡くなった方)の出生から死亡までの戸籍謄本を取得することで、誰が法定相続人であるかを正確に把握し、遺産分割や相続税の申告に役立てます。戸籍謄本は法的に家族の続柄を証明できるため、相続のトラブル防止にも重要です。

また、遺産分割協議書の作成不動産の名義変更においても、相続人であることを証明するために戸籍謄本の提出が求められます。これにより、登記手続きや銀行での預貯金の解約・名義変更が円滑に進みます。

さらに、婚姻届や離婚届の提出など、家族関係の変更手続きの際にも戸籍謄本が必要です。婚姻や離婚の事実を役所に正式に届け出る際、本人確認や法的関係の証明として重要な書類となります。

また、パスポートの申請や、児童手当、生活保護、障害者手帳の申請など、各種公的給付金や手当を受けるための審査でも戸籍謄本の提出を求められることがあります。これにより、申請者の家族構成や続柄を正確に把握し、適切な支給が行われます。

その他にも、保険金請求や学校入学手続きなど、幅広い場面で戸籍謄本は必要になるため、事前に必要な場面や書類を把握し、速やかに準備しておくことが大切です。

このように戸籍謄本は、個人の権利や義務に関わる重要な証明書として、生活のさまざまな場面で欠かせない役割を果たしています。必要時には早めに取得し、トラブルや手続きの遅れを防ぎましょう。

戸籍謄本をコンビニで取得する流れ

ここでは、戸籍謄本をコンビニで取得する流れについて紹介します。

必要なもの

  • マイナンバーカード(個人番号カード)
  • マイナンバーカードの利用者証明用電子証明書の暗証番号(数字4桁)

取得手順

  1. コンビニのマルチコピー機を利用
    セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート、ミニストップなどのコンビニに設置されているマルチコピー機を使用します。

  2. 「行政サービス」を選択
    マルチコピー機のメニューから「行政サービス」を選びます。

  3. 「証明書交付サービス」を選択
    次に「証明書交付サービス」を選択します。

  4. マイナンバーカードを読み取る
    マイナンバーカードをマルチコピー機のカードリーダーにかざします。

  5. 暗証番号の入力
    マイナンバーカード発行時に設定した4桁の暗証番号を入力します。

  6. 取得する証明書を選択
    「戸籍証明書」を選び、交付種別(本人のみ、世帯全員、世帯一部)や必要部数を指定します。

  7. 料金の支払い
    手数料を支払い、証明書を印刷します。

注意点

  • 取得可能な時間帯は、店舗の営業時間に依存します。
  • 取得できる証明書の種類は、各自治体によって異なります。
  • マイナンバーカードが必要です。
  • 取得した証明書は、A4普通紙に印刷されます。
  • 証明書の取り忘れ防止のため、取り出し時に音声と画面でお知らせがあります。

戸籍抄本との使い分け

戸籍謄本と戸籍抄本は、どちらも身分事項を証明する重要な公的書類ですが、その内容や用途には明確な違いがあり、目的に応じて適切に使い分ける必要があります。

戸籍謄本(戸籍全部事項証明書)は、戸籍に登録されている同一戸籍の全員分の情報が網羅された書類です。具体的には、家族全員の氏名や生年月日、続柄、出生、婚姻、離婚、死亡などの身分事項が詳しく記載されています。このため、相続手続きや遺産分割、家系調査、さらには戸籍上の家族関係全体を証明しなければならない場合に用いられます。家族全員の法的な関係性を一括して示すことができるため、複数の関係者が関わる手続きに適しています。

一方で、戸籍抄本(戸籍個人事項証明書)は、戸籍の中から特定の個人の情報だけを抜粋して記載した書類です。これは主に、個人の出生や婚姻、死亡などの身分事項に限られ、本人の身分証明や婚姻届の提出、各種申請で個人単位の情報のみが求められる場合に使用されます。戸籍謄本と比較すると記載内容が限定されるため、家族全員の情報が不要な場合にはこちらが適切です。

使い分けのポイントとしては、手続きの目的や提出先の要求に合わせて判断します。例えば、相続手続きや遺産分割協議では、関係者全員の身分事項を証明するため戸籍謄本が必要となることが多いです。一方、婚姻届や住民票の変更、パスポート申請など、個人の身分情報のみが必要な場面では戸籍抄本が求められることが一般的です。

また、戸籍謄本は内容が詳しい分、取得手続きにおいて多少の時間や費用がかかる場合があります。反対に、戸籍抄本は必要最低限の情報を提供するため、簡便で迅速に手続きが進む利点があります。このように、目的に応じて両者を使い分けることにより、スムーズかつ適切な証明が可能となります。

そのため、戸籍謄本と戸籍抄本の違いを正しく理解し、申請先や手続き内容に応じて適切な書類を選択することが大切です。事前に提出先の指示を確認し、必要な書類を取得することで、手続きの遅延や再申請のリスクを避けられます。

戸籍謄本の手数料に関するよくある質問

ここでは、戸籍謄本の手数料に関するよくある質問について紹介します。

戸籍謄本はどんな時に使う?

戸籍謄本は、個人や家族の法的な身分関係を証明するために使われる重要な書類で、さまざまな場面で必要になります。主な使用例としては、以下のようなものがあります。

  1. 相続手続き
    被相続人の出生から死亡までの戸籍謄本を取得し、法定相続人を確定する際に使用します。これにより、遺産分割や相続税申告などの手続きがスムーズに進みます。

  2. 遺産分割協議や不動産の名義変更
    相続人であることを証明するため、戸籍謄本を提出して遺産の分割や不動産登記の名義変更を行います。

  3. 婚姻届や離婚届の提出
    婚姻や離婚の際、本人や家族関係の証明書類として必要となる場合があります。

  4. パスポート申請
    本人の身分事項を証明するために戸籍謄本の提出が求められることがあります。

  5. 各種公的手当や給付金の申請
    児童手当や生活保護など、家族構成の確認が必要な申請手続きで使われます。

  6. 保険金の請求やその他法的手続き
    生命保険の請求や裁判、養子縁組の手続きなどで親子関係を証明する際に用いられます。

このように戸籍謄本は、法的な証明力が高い書類として、生活のさまざまな重要な局面で不可欠な役割を担っています。

戸籍謄本の手数料はいくら?

戸籍謄本(戸籍全部事項証明書)の手数料は、申請方法や自治体によって異なります。

以下に、代表的な事例を示します。

窓口での取得

  • 札幌市:1通450円
  • 大阪市:1通450円
  • 東京都北区:1通450円
  • 墨田区:1通450円

コンビニ交付サービス

  • 札幌市:1通350円
  • 東京都北区:1通350円

※コンビニ交付サービスを利用するには、マイナンバーカードが必要です。

郵送での取得

  • 郵送手数料:手数料に加えて、定額小為替の購入手数料や郵送料が必要です。
  • 支払い方法:定額小為替を使用することが一般的です。

注意点

  • 手数料は自治体によって異なる場合があります。
  • コンビニ交付サービスの利用には、マイナンバーカードが必要です。
  • 郵送での申請には、定額小為替の購入手数料や郵送料が追加でかかります。

各自治体の最新の情報や詳細については、該当する市区町村の公式ウェブサイトをご確認ください。

コンビニで取得できる証明書は何?

お住まいの市区町村で取得可能な証明書

  1. 住民票の写し

  2. 住民票記載事項証明書

  3. 印鑑登録証明書

  4. 各種税証明書

  5. 戸籍証明書

    • 戸籍全部事項証明書(戸籍謄本)

    • 戸籍個人事項証明書(戸籍抄本)

  6. 戸籍の附票の写し

本籍地の市区町村で取得可能な証明書

  1. 戸籍証明書

    • 戸籍全部事項証明書(戸籍謄本)

    • 戸籍個人事項証明書(戸籍抄本)

  2. 戸籍の附票の写し

これらの証明書は、A4サイズの普通紙に印刷され、偽造・改ざん防止技術が施されています。また、証明書の裏面にはQRコードが印刷されており、インターネット上で内容の改ざんがないかを確認することができます。

なお、コンビニ交付サービスを利用するには、マイナンバーカードが必要です。また、対応していない市区町村もありますので、事前に「利用できる市区町村」を確認することをおすすめします。

詳細については、コンビニ交付サービスの公式サイトをご覧ください。

戸籍謄本の手数料についてのまとめ

ここまで戸籍謄本の手数料についてお伝えしてきました。

戸籍謄本の手数料の要点をまとめると以下の通りです。

 

  • 戸籍謄本の手数料は全国ほぼ450円で、窓口・郵送・コンビニ・広域交付制度など多様な方法で取得可能
  • 戸籍謄本は窓口申請・郵送・コンビニ交付・広域交付制度で取得でき、必要書類や手数料は各自治体で異なるため事前確認が重要
  • 戸籍謄本は、相続や婚姻、各種手続きで家族関係を証明するために不可欠な重要書類

 

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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