相続税路線価とは?調べ方や計算方法を解説【令和5年の路線価もご紹介】

  • 2025年8月16日
  • 2025年6月16日
  • 相続税

相続税路線価とは、相続税の課税対象となる土地の評価額を算出するための基準となる土地の価格です。土地の評価額は、相続税の計算において重要な要素となり、路線価を基に土地の価値が決定されます。

 

本記事では令和5年の相続税路線価について以下の点を中心にご紹介します。

 

  • 相続税路線価の調べ方
  • 相続税路線価がない地域はどうすればいいのか
  • 令和5年の相続税路線価について

 

令和5年の相続税路線価について理解するためにもご参考いただけますと幸いです。

ぜひ最後までお読みください。

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相続税路線価とは?

相続税路線価とは、土地の相続税評価額を算出するための基準となる土地の価格です。国税庁が毎年1月1日時点の時価を基に設定し、7月に公表します。
路線価は、市街地にある土地について、道路に面した標準的な宅地の1㎡当たりの評価額を示しています。
これは、公示地価や実勢価格よりも低く設定され、相続税の計算に利用されます。土地の相続税評価を行う際には、この路線価を元に評価額を計算することが重要です。

相続税路線価はどのようなときに使う?

土地の売買では市場価格が決定されますが、税務計算には公平な基準が必要です。
そのため、国税庁が毎年発表する路線価を用いて評価を行います。
この路線価は、毎年1月1日時点を基準にしており、7月に更新されるので、相続や贈与が発生した年の路線価を使用しなければなりません
たとえば、2021年に相続があっても申告は2022年でも、2021年の路線価を適用しますので、注意が必要です。

相続税路線価の調べ方

相続税路線価を調べる方法には、いくつかの手段があります。最も一般的なのは、国税庁の公式サイト「財産評価基準書 路線価図・評価倍率表」を活用する方法です
毎年7月にその年の路線価が公表されるので、相続が発生した年の路線価を使用してください。
地番ごとに記載されており、住居表示ではないため注意が必要です。

 

また、別の便利な方法として、全国地価マップを提供している一般財団法人資産評価システム研究センターのサイトもあります。
このサイトでは、住所や郵便番号から路線価を簡単に調べることができ、地域別に探しやすいという利点があります。

相続税路線価図の見方

相続税路線価図の見方について、基本的なポイントを解説します。路線価図には、道路に表示された数字が1㎡あたりの土地の評価額を千円単位で示しています
たとえば
「200E」とあれば、その道路に面した土地の1㎡の価格は20万円となり、数字の上に表示されるアルファベットは「借地権割合」を示します。
借地権割合は土地の貸し主と借り主の権利の割合を示し、土地を貸している場合はこの割合に応じて評価額が減額されることもあります。

 

また、価格や借地権割合以外にも、「地区区分」や「白/黒塗り」「斜線」などの情報もあり、これらが土地の用途や評価にどのように影響するのかを把握することが大切です。

相続税路線価を使った相続税の計算方法

相続税路線価を使用して土地の相続税評価額を計算する方法は、比較的簡単です。
まず、路線価図で調べた路線価に土地の面積(地積)を掛け、その結果に補正率を掛け算します。具体的には、次の式で計算します。

  • 土地の相続税評価額 = 相続税路線価 × 地積(㎡) × 補正率

 

例えば、路線価が32万円で、土地面積が100㎡の場合、相続税評価額は「32万円×100㎡×補正率」で計算されます。
重要なのは補正率で、これは土地の形状や利用しやすさに基づき調整されるもので、標準的な宅地と実際の土地の違いを反映させるために用いられます。
この補正率の計算方法についても理解しておくことが大切です。

相続税路線価がない地域はどうすればいい?

相続税路線価が定められていない地域では、路線価図に「倍率地域」と記載されています。
その場合、路線価の代わりに「評価倍率表」を使用して土地の評価額を計算します。
評価倍率表は、国税庁の公式ウェブサイトで確認できます

 

また、路線価が設定されていない道路に面した宅地の評価を行いたい場合は、納税地を管轄する税務署に特定路線価の設定を求める手続きをすることができます
手続きに必要な書類を提出することで、該当道路に対する路線価が設定されることになります。

相続税路線価は誰が決める?

相続税路線価は、相続税の申告手続きを円滑に進め、公平な課税を実現するために、国税庁が決定します。
この価格は、
国土交通省が発表する地価公示価格や、実際の不動産取引、専門家である不動産鑑定士の評価などを参考にして、各地域ごとに設定されます。

令和5年の相続税路線価は?

令和5年(2023年)の相続税路線価は、昨年と比べて1.5%上昇し、2年連続での増加となりました
特に、都道府県庁所在地の都市では29都市で路線価が上昇しています。
この上昇は、新型コロナウイルスによる経済的な影響が和らぎ、地価の回復が続いていることが影響しています。

令和5年分の相続税路線価とは?についてのよくある質問

令和5年分の相続税路線価とは?についてのよくある質問は以下のとおりです。

路線価が8割になるのはなぜですか?

路線価が公示価格の約80%に設定されている理由は、土地の評価額を実際の市場価値(時価)に近づけるためです。
公示価格は市場の動向を反映した価格であり、路線価は税制上、公平で一貫した基準を提供するために、少し控えめな価格設定となっています。

相続した土地の価格を調べるには?

相続した土地の価格を調べるには、一般財団法人資産評価システム研究センターが提供する「全国地価マップ」を利用することで、相続税路線価や固定資産税路線価を簡単に確認できます
また、相続税に関連する路線価を調べる場合は、国税庁の「財産評価基準書路線価図・評価倍率表」から直接確認することができます。

令和5年分の相続税路線価とは?についてのまとめ

ここまで、令和5年分の相続税路線価とは?についてお伝えしてきました。令和5年分の相続税路線価とは?の要点をまとめると以下のとおりです。

 

  • 相続税路線価を調べる方法には、国税庁の公式サイト「財産評価基準書 路線価図・評価倍率表」を活用する方法があり、別の便利な方法として、全国地価マップを提供している一般財団法人資産評価システム研究センターのサイトで確認する方法もある
  • 相続税路線価が定められていない地域では、路線価図に「倍率地域」と記載されている場合、路線価の代わりに「評価倍率表」を使用して土地の評価額を計算する
  • 令和5年(2023年)の相続税路線価は、昨年と比べて1.5%上昇し、2年連続での増加となり、特に、都道府県庁所在地の都市では29都市で路線価が上昇している

 

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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