相続税申告料金表とは?相続税の申告手続きを税理士に依頼するメリットや依頼すべきケースも解説します

相続税の申告は専門的な知識が求められるため、多くの方が税理士に依頼しています。その際に気になるのが「相続税申告料金表」です。

 

本記事では、相続税申告料金表について以下の点を中心にご紹介します。

 

  • 相続税申告料金表とは
  • 相続税申告の税理士報酬の目安相場
  • 相続税の申告手続きを税理士に依頼するメリット

 

相続税申告料金表について理解するためにもご参考いただけますと幸いです。

ぜひ最後までお読みください。

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相続税申告料金表とは

相続税申告料金表とは、税理士に相続税申告業務を依頼する際に必要となる費用の目安を示したものです。

 

もともとは税理士報酬に関する規程が存在していましたが、2002年に廃止されたことにより、現在では各税理士事務所が自由に料金を設定できる仕組みになっています。そのため、事務所によって費用に大きな差が出ることもあり、事前に料金表を確認しておくことが重要です。

 

料金表には、基本報酬に加え、財産の規模や種類、相続人の数などによって加算されるオプション料金が記載されていることが一般的です。

 

相続税申告は専門性が高く、申告内容によって手間や対応範囲が異なるため、料金も一律ではありません。

 

納得できる費用とサービス内容で依頼するためにも、複数の事務所を比較検討することが推奨されます。

相続税申告の税理士報酬の目安相場

相続税申告の税理士報酬の目安相場について、以下に解説します。

基本報酬

相続税申告にかかる税理士報酬のうち、必ず発生するのが「基本報酬」です。

 

これは申告業務の中心となる相続税申告書の作成や提出、遺産分割案の作成、面談・現地訪問にかかる日当・交通費などを含む一連のサービスに対して支払う料金を指します。報酬の計算は一般的に遺産総額を基準に行われ、遺産が多いほど作業量も増えるため、基本報酬も高くなります。

 

たとえば、遺産総額が1億円以下であれば20~55万円程度、1億円を超えると段階的に70万円以上が目安となります。なお、遺産総額とは、債務控除や特例適用前のプラス財産全体の金額を指すのが通例です。

 

また、税理士事務所ごとに基本報酬に含まれる業務の範囲や算定基準が異なるため、事前に確認することが重要です。

加算報酬

加算報酬とは、基本報酬に追加して発生する料金で、申告内容の複雑さや相続財産の種類・数、相続人の人数などに応じて課されるのが一般的です。

 

たとえば、土地や非上場株式といった評価が難しい資産が含まれている場合や、相続人が複数にわたる場合には、加算報酬が上乗せされるケースがあります。

 

具体的には、土地1区画につき6万円(税抜)、非上場株式1社につき15万円(税抜)以上が目安とされており、相続人が2名以上いる場合には、基本報酬の10%を人数に応じて加算する仕組みが採用されることもあります。

 

ただし、加算報酬の条件や金額は税理士事務所によって異なるため、依頼前に詳細な見積もりを確認することが重要です。

 

また、「書面添付制度」を標準適用している事務所では、この制度に関する加算が無料となる場合もあります。

相続税の申告手続きを税理士に依頼するメリット

相続税の申告手続きを税理士に依頼するメリットにはどのようなことがあるのでしょうか。以下に解説します。

①手間がかからない

相続税の申告を税理士に依頼する最大の利点の一つは、複雑な手続きを自分で行う手間を大幅に軽減できることです。

 

相続税の申告期限は、相続が発生したことを知った日から10か月以内とされていますが、その間にやるべき手続きは多岐にわたります。被相続人の財産を正確に把握し、各種書類を収集し、評価方法を選定するなど、専門知識が求められる作業が数多く発生します。

 

特に、不動産や非上場株式が含まれている場合は、評価計算も煩雑になります。こうした作業を一般の方がすべてこなすのは非常に大変です。

 

税理士に依頼すれば、これらの工程をすべて一任できるため、遺族は本来の心身のケアや日常生活の立て直しに集中することができます。

②控除や特例をうまく使える

相続税の申告を税理士に任せることで、納税額を適正に抑えるための控除や特例を最大限に活用できるという大きな利点があります。

 

相続税には、配偶者控除や小規模宅地等の特例、生命保険の非課税枠など、申告に際して利用できる優遇措置が数多く存在します。

 

しかし、それらはそれぞれに複雑な要件があり、専門的な知識がなければ適切に判断・適用することが難しいのが現実です。知識が不十分なまま自己判断で申告すると、本来利用できたはずの特例を見落とし、結果として納税額が過大になる恐れもあります。

 

逆に、誤って特例を適用してしまうと、税務調査で指摘を受け、追加課税や延滞税のリスクが生じます。

 

税理士はこれらの特例制度に精通しているため、ミスなく最適な申告を行うことができ、不要な税負担を回避できます。

③正確な申告ができる

相続税の申告は専門性が高く、財産の内容や評価方法に応じて複雑な判断が求められます。税理士に依頼することで、こうした複雑な手続きも正確に処理することができるのが大きなメリットです。

 

たとえば、不動産や預貯金、有価証券、生命保険、未上場株式など、種類ごとに異なる評価ルールが存在し、漏れなく正確に財産を計上するには専門知識が不可欠です。

 

万が一、自身で申告を行って財産の記載漏れや評価ミスがあった場合、修正申告が必要になるだけでなく、場合によっては延滞税や過少申告加算税といった罰則が課される可能性もあります。

 

そのようなリスクを回避する意味でも、税理士のサポートを受けて正確な申告を行うことは、安心かつ効率的な選択と言えるでしょう。

④税務調査を回避しやすい

税理士に相続税申告を依頼することによって、税務調査を受けるリスクを軽減できるというメリットがあります。

 

相続税の申告は専門性が高く、財産の種類や評価方法に応じた正確な処理が求められますが、個人で行う場合は誤りが生じやすく、それを税務署も把握しています。実際、税理士の署名がない申告書や、財産評価に不備があるものは、税務調査の対象となる可能性が高くなります。

 

一方、税理士が関与した申告書であれば、適切な評価や法令の解釈がなされているとみなされ、調査対象から外されやすくなります。

 

特に「書面添付制度」により、税理士が責任をもって説明を行う体制が整っていれば、税務署からの信頼度も向上します。

 

税務調査に伴う精神的・金銭的負担を回避するためにも、専門家に依頼することは有効な手段といえるでしょう。

相続税の申告手続きを依頼する税理士選びのポイント

相続税の申告手続きを依頼する税理士を選ぶ際のポイントを以下に解説します。

①相続に強い税理士を選ぶ

相続税申告を依頼する際、重要なポイントの一つは「相続税に精通した税理士」を選ぶことです。その見極め方として重視すべきなのが、申告の実績です。

 

税理士事務所によって取り扱う案件数には差がありますが、年間100件以上の申告実績がある事務所であれば、十分な経験があると判断できるでしょう。

 

特に、税理士1人あたりの担当件数が年間20件以上であれば、相続税特有の複雑な実務にも慣れており、信頼性が高いと言えます。

 

注意すべきなのは、「相談実績」と「申告実績」は全く異なるという点です。相談だけで申告書の作成や提出まで至っていない場合は、実務経験としては不十分であり、安心して任せられるとは限りません。

 

相続税の節税や税務調査リスクの軽減を図るには、申告実績の豊富な税理士に依頼することが賢明です。

②報酬額を公開している税理士を選ぶ

相続税申告を安心して任せるためには、税理士報酬が明確に公開されているかどうかを必ず確認すべきです。

 

報酬体系が不透明な事務所では、後から追加費用が発生したり、成功報酬という名目で予想外の請求を受けることもあり得ます。特に「税理士報酬を事前に開示していない=高額請求のリスクがある」と考えておくのが無難です。

 

一方で、相場よりも極端に安い料金を提示している場合も注意が必要で、相続税に関する知識や経験が乏しい可能性もあります。

 

信頼できる税理士は、業務範囲や追加報酬の有無を明確に提示し、依頼者にとって納得のいく説明を行うものです。

 

申告を依頼する前には、報酬の内訳や加算条件などを丁寧に確認し、明朗な料金設定がなされている事務所を選ぶことが、トラブルを防ぐ大きなポイントです。

③アフターフォローがしっかりしている

​​相続税申告は申告書を提出して終わりではなく、その後の対応も非常に重要です。そのため、税理士を選ぶ際はアフターフォローが充実しているかどうかを確認することが大切です。

 

たとえば、将来発生する二次相続に備えた節税対策の提案や、相続財産の売却・有効活用に関するアドバイスなどが受けられる事務所であれば、長期的な視点で安心して任せることができます

 

また、相続登記や名義変更といった関連手続きについても、提携先の司法書士や専門家と連携してワンストップで対応してもらえると、依頼者の手間を大幅に減らすことができます。

 

アフターケアの有無は、その事務所が相続全体をどれだけ理解し、顧客本位のサービスを提供しているかを見極める指標にもなります。信頼できる税理士ほど、申告後の不安にも丁寧に応えてくれるでしょう。

相続税申告を税理士に依頼すべきケース

相続税申告を税理士に依頼すべきなのはどのようなケースでしょうか。以下に解説します。

①遺産総額が多い

遺産総額が1億円を超えるような高額な相続では、相続税申告を税理士に依頼することが強く推奨されます。

 

理由のひとつは、遺産総額が多いほど相続税の税率も高くなる「累進課税制度」が採用されているため、申告額や税額に誤りがあった場合の追徴課税や加算税といったペナルティが大きくなってしまう点です。

 

また、国税庁の公表資料でも、遺産額が高額になるほど税務調査が行われる確率が上がる傾向があることが示されています。

 

万が一、申告漏れや評価誤りがあった場合には、後日大きな税負担を強いられる可能性があります

 

専門的な知識が必要な土地評価や非上場株式の取り扱いなども絡むことが多いため、遺産が高額なケースでは、早い段階で税理士に依頼し、正確な申告とリスク回避を図ることが重要です。

②評価が難しい財産がある場合

相続財産の中に不動産や非上場株式など、評価が複雑な資産が含まれている場合は、相続税申告を税理士に依頼することが非常に重要です。

 

特に土地については、路線価をもとに評価を行いますが、形状や利用状況によって補正が必要になるため、正確な評価には専門的な知識と経験が不可欠です

 

評価を誤ると、本来よりも高額な相続税を支払うことになる可能性があり、また税務署からの指摘を受けて修正申告や追徴課税が発生するリスクもあります。

 

非上場株式の評価についても、会社の規模や財務内容、保有資産などを総合的に判断しなければならず、一般の方が適切に対応するのは困難です。

 

このように、評価が難しい財産がある場合は、税理士に依頼して正確かつ有利な申告を行うことが、節税とリスク回避の両面で大きな効果をもたらします。

③二次相続を控えている

配偶者が相続人となる一次相続では、「配偶者控除」を適用することで最大1億6,000万円まで相続税が非課税となるため、多くの財産を配偶者が相続するケースが一般的です。

 

しかしその配偶者が亡くなった際に発生する「二次相続」では、同様の控除は使えず、基礎控除額も少なくなるため、子どもなどの相続人に大きな税負担が発生する可能性があります。そのため一次相続の段階で、将来の二次相続を見越した遺産分割を行うことが重要となります。

 

相続税に詳しい税理士であれば、一次・二次相続の両方をシミュレーションし、税負担の総額を最小限に抑える分割方法を提案できます

 

長期的な視点で相続税対策を行うには、専門知識と経験を持つ税理士のサポートが欠かせません。

相続税申告料金表についてのよくある質問

相続税申告料金表についてのよくある質問を以下にご紹介します。

相続税の税理士報酬は誰が払いますか?

相続税申告を税理士に依頼する場合、その報酬を誰が支払うかについては法律上の定めはありません。つまり、税理士報酬は相続人のうち誰が負担してもよく、相続人全員が納得していれば一人が全額を支払っても、相続人間で分担しても問題ありません。

 

実務上は、相続財産の中から費用として差し引いたり、不動産を相続する人が報酬を負担したりするケースもありますが、負担方法は柔軟に決めることが可能です。

 

ただし、後のトラブルを防ぐためにも、報酬の負担方法については遺産分割協議の際などに明確に合意し、文書に残しておくことが望ましいです。

 

税理士報酬の支払いは法定相続分と連動しないため、相続人間でよく話し合い、円満に合意を得ることが重要です。

申告期限を過ぎてしまったらどうなりますか?

相続税の申告期限は、被相続人が亡くなったことを知った日の翌日から10ヵ月以内と定められています。この期限までに申告や納税が行われなかった場合、正当な理由がない限り、本来納めるべき税額に加えてペナルティが課されることになります。

 

代表的なものが「無申告加算税」と「延滞税」です。無申告加算税は、期限後に自主的に申告すれば税額の5%が課税されますが、税務調査の通知後であれば10~20%、さらに悪質と判断された場合には重加算税として40%が課せられることもあります。

 

また、延滞税は納付が遅れた日数に応じて計算され、年最大14.6%の割合で加算されるため、遅れるほど税負担は重くなります。

 

申告期限を過ぎてしまった場合には、速やかに税務署や税理士に相談し、適切な対応をとることが重要です。

相続税申告料金表についてのまとめ

ここまで相続税申告料金表についてお伝えしてきました。

相続税申告料金表についての要点をまとめると以下のとおりです。

 

  • 相続税申告料金表とは、税理士に申告業務を依頼する際の費用目安を示したもので、事務所ごとに異なる料金体系や加算項目が設定されている
  • 相続税申告の税理士報酬は、遺産総額に応じた基本報酬と、財産の種類や相続人の数に応じた加算報酬で構成され、事務所ごとに費用や内容が異なる
  • 相続税申告を税理士に依頼することで、手間を省きつつ正確な申告が可能となり、控除や特例も的確に活用できるため、税負担の軽減やリスク回避に大きく貢献する

 

相続税申告は、財産の内容や状況によって手続きの複雑さが大きく異なります。だからこそ、税理士への依頼は正確な申告と納税額の適正化に欠かせません。料金表を確認し、費用とサービス内容を見極めたうえで、自分に合った事務所を選ぶことが、安心でスムーズな相続税申告への第一歩となります。

 

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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