戸籍謄本はコンビニでも取得できる?ファミマでの取得手順と注意点を徹底解説

  • 2025年8月26日
  • 2025年6月26日
  • 用語集

戸籍謄本の取得は、これまで役所の窓口や郵送による手続きが一般的でしたが、現在では一部のコンビニでも取得できるようになっています。

なかでも、全国に店舗を展開しているファミマを利用することで、より手軽に手続きを済ませられるでしょう。

 

本記事では、以下の点を中心にご紹介します。

 

  • 戸籍謄本の基礎知識と取得方法
  • ファミマなどコンビニで戸籍謄本を取得する手順と条件
  • ファミマで戸籍謄本を取得できない場合の対処法と注意点

 

効率的に戸籍謄本を取得したいと考えている方に向けて、具体的な流れや注意事項をわかりやすくまとめています。

ファミマで戸籍謄本を取得する際は、ぜひ参考にしてください。

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戸籍謄本を取得するために知っておくべき基本情報

戸籍謄本の取得は、相続や婚姻など重要な手続きの際に必要になることがあります。

しかし、日常的に目にする書類ではないため、「そもそも戸籍謄本とは?」「どうやって取得すればいいの?」と疑問に思う方も少なくありません。

ここではまず、戸籍謄本の役割や取得方法について基本的な情報を整理してご紹介します。

戸籍謄本の役割とよく使われる場面

戸籍謄本とは、日本の法律上、家族の構成や親族関係などを公的に記録した、戸籍のすべての情報を記載した書類です。

戸籍には出生、婚姻、離婚、死亡などの情報が含まれており、特に家族単位のつながりを証明する際に必要とされます。

この書類が必要になる主なケースは、以下のような場面です。

 

  • 相続手続きで親族関係を証明するとき
  • 婚姻届や離婚届の提出時に本人確認が求められるとき
  • パスポートの申請時に戸籍情報が必要なとき
  • 銀行や保険の名義変更で親族関係を確認されるとき

 

これらのように、戸籍謄本は本人の法的な身分関係を証明するための公的な文書として使われています。

戸籍謄本と戸籍抄本の違いと使い分けの考え方

戸籍関連の書類には、「戸籍謄本」と「戸籍抄本」の2種類があります。

どちらも戸籍に関する証明書ですが、異なる点は、記載されている範囲です。

 

戸籍謄本は、戸籍に記載されているすべての人の情報(たとえば、夫・妻・子など)をまとめたものです。

一方、戸籍抄本は、戸籍に記載されている中から「特定の1人のみ」の情報を抜粋して記載しています。

 

用途に応じてどちらを取得するかが変わりますが、相続や法的な手続きでは原則として「戸籍謄本」を求められることが一般的です。

一方で、本人確認のみが目的であれば、戸籍抄本で足りることもあります。

提出先からどちらを求められているか、取得する前に必ず確認しておきましょう。

戸籍謄本を取得するための代表的な方法

戸籍謄本を取得する方法はいくつかあり、手続きのしやすさや取得するまでにかかる時間によって選ぶことができます。

主な取得方法は以下の3つです。

 

【市区町村役場の窓口での取得】
本人確認書類を持参し、申請用紙を記入して窓口で申請します。

即日発行が可能な場合が多く、急いでいるときに便利です。

【郵送による申請】
遠方に本籍がある場合など、直接窓口に行けないときに利用できます。

申請書、本人確認書類のコピー、定額小為替などを封入して送付する方法です。

【コンビニでの取得】
マイナンバーカードを使って、対応自治体であればファミリーマートなどのコンビニで取得できます。

利便性が高く、時間外でも利用できる点が魅力です。

 

それぞれの方法にはメリット・デメリットがあるため、自分の状況に合った方法を選ぶとよいでしょう。

コンビニで戸籍謄本を取得するための前提条件 

コンビニで戸籍謄本を取得するには、事前にいくつかの条件を満たす必要があります。

自治体の対応状況や、マイナンバーカードの設定、利用可能な時間帯など、利用者側が把握すべきポイントを確認しておきましょう。

コンビニ交付に対応している自治体の確認方法

まず最初に確認すべきなのは、戸籍謄本のコンビニ交付に自治体が対応しているかどうかです。

すべての市区町村がこのサービスを提供しているわけではなく、対応状況は自治体によって様々です。

例えば、住民票や印鑑証明は対応していても、戸籍謄本は対象外というケースもあります。

 

対応状況は、総務省が運営する「コンビニ交付サービス対応自治体一覧」や各自治体の公式サイトで確認できます。

戸籍謄本のコンビニ交付には、利用者の本籍地がサービス提供自治体である必要があるため、住民票の住所ではなく「本籍地」に注目することがポイントです。

事前確認を怠ると、コンビニに行っても発行できない場合があるため、注意しましょう。

マイナンバーカードの準備と暗証番号の確認方法

戸籍謄本をコンビニで取得するには、マイナンバーカードが必要です。

通知カードや健康保険証では利用できません。

マイナンバーカードにはICチップが内蔵されており、「利用者証明用電子証明書(4桁の暗証番号)」が設定されていることが前提です。

この暗証番号を忘れてしまった場合や、3回連続で間違えるとロックがかかり、再設定のために市区町村の窓口へ行く必要があります。

 

また、マイナンバーカード自体が有効期限切れであるケースもあるため、あわせて確認しておきましょう。

マイナンバーカードの有効性と暗証番号の管理ができていなければ、コンビニ交付サービスは利用できません。

マイナンバーカードを使う予定がある場合は、前日までに状態をチェックしておくと安心です。

取得できる時間帯や手数料のルール

コンビニ交付サービスは、住民票や印鑑登録証明書などの一部証明書であれば、原則として毎日6:30〜23:00の時間帯に利用できます。

しかし、戸籍謄本に限っては、平日の9:00〜17:00など自治体ごとに制限が設けられていることがあるので、注意しましょう。

土日や夜間は利用できない場合があるため、事前に公式情報を確認することをおすすめします。

 

手数料についても自治体により異なりますが、300円〜400円程度が相場で、窓口や郵送よりも安く取得できる場合が多くなっています。

支払いはコンビニのマルチコピー機を通じて行い、現金または対応していれば電子マネーなどが利用できます。

ただし、店舗によっては支払い手段が限定される場合もあるため、現金を持参しておくのが無難です。

発行前に金額が表示されるため、安心して進められます。

ファミマで戸籍謄本を取得するための手順

ファミリーマートでは、設置されているマルチコピー機を使って戸籍謄本を取得できます。

ただし、すべての店舗で対応しているわけではないため、操作前にいくつか確認すべき点があります。

また、マイナンバーカード、Androidスマートフォン、iPhoneのうちどれを利用するかによって、操作方法が異なります。

以下では、利用するカードや端末別に、マルチコピー機での操作手順を詳しく解説します。


マイナンバーカードを利用する場合

ファミリーマートに設置されているマルチコピー機では、マイナンバーカードを使って戸籍謄本を取得できます。

以下の手順に従って操作すれば、コンビニで手軽に証明書の発行が可能です。

 

ステップ① 行政サービスから「証明書交付サービス」を選択

まず、マルチコピー機のトップ画面から「行政サービス」メニューを選び、「証明書交付サービス」に進みます。次に、使用するカード・デバイスとして「マイナンバーカード」を選択してください。対応していない店舗ではこのメニューが表示されない場合があるため、あらかじめ確認しておくと安心です。

ステップ② マイナンバーカードの読み取りと本人確認

画面の案内に従って、マイナンバーカードを所定のカード置き場に置きます。

利用可能かどうかの確認が完了したら、証明書を発行する市区町村を選び、カード交付時に設定した4桁の暗証番号を入力して本人確認を行います。

確認が終わったら、カードは取り外し、保管してください。

ステップ③ 証明書の選択と入力事項の指定

続いて、発行したい証明書を選択し、交付種別、記載事項、部数などを順に指定していきます。

すべての項目の入力が終わったら、内容の最終確認を行い、訂正が必要な場合は該当項目まで戻って修正できます。

ステップ④ 手数料の支払いと証明書の受け取り

入力内容に問題がなければ、画面の指示に従って交付手数料を支払い、証明書が印刷されます。

証明書を取り出したら、音声案内を停止し、最後に領収書を受け取って完了です。

証明書の取り忘れに注意しましょう。

Androidスマートフォンを利用する場合

ファミリーマートのマルチコピー機では、マイナンバーカードの代わりに、スマホ用電子証明書を搭載したAndroidスマートフォンでも戸籍謄本を取得できます。

以下の手順で進めてください。

ステップ① メニュー選択とスマホのセット

マルチコピー機の画面から「行政サービス」→「証明書交付サービス」を選びます。

その後、「スマートフォン用電子証明書」の利用を選択し、所定の読み取り位置にAndroidスマートフォンを置いてください。

端末がスマホを正しく認識すると、証明書交付市区町村の選択画面へ進みます。

 

ステップ② 本人確認とスマホの取り外し

お住まいの市区町村を選んだら、マイナンバーカード発行時に設定した暗証番号を入力します。

認証が完了したらスマートフォンを取り外し、忘れずに手元で保管しましょう。

ステップ③ 地域・市区町村の選択と証明書内容の指定

続いて、お住まいの都道府県や市区町村名を画面に従って順に選択します。

証明書の種別を指定し、交付の種類、記載事項、必要な部数を入力しましょう。

入力が完了したら内容確認画面が表示されるので、誤りがないか確認し、必要に応じて修正してください。

ステップ④ 手数料の支払いと証明書の受け取り

手続きが完了したら、表示された金額を支払い、証明書が印刷されます。

印刷が終わったら、取り忘れに注意して証明書と領収書を受け取ってください。

iPhoneを利用する場合

ファミリーマートのマルチコピー機では、マイナンバーカードをiPhoneに登録した「スマホ用電子証明書」を使って戸籍謄本などの証明書を発行できます。

以下の手順に沿って進めましょう。

ステップ① iPhoneの準備と読み取り

マルチコピー機の画面から「行政サービス」→「証明書交付サービス」を選択し、カード・デバイスの選択画面で「スマートフォン用電子証明書(iPhone)」をタップします。

Apple Walletを開き、生体認証でマイナンバーカードのロックを解除した状態にして、iPhoneを読み取り位置にかざします。

ステップ② 本人確認と端末操作の終了

iPhoneが正常に読み取られると、本人確認のための画面に進みます。

この時点でiPhoneの使用は終了となるので、忘れずに取り外しておきましょう。

以降の操作はマルチコピー機の画面で行います。

ステップ③ 市区町村と証明書情報の入力

画面の案内に従い、お住まいの地域や都道府県、市区町村を順に選択します。

続いて、取得したい証明書の種類を選び、交付種別、記載事項、必要部数などを入力しましょう。

入力内容の確認画面で、誤りがないかしっかり確認してください。

ステップ④ 支払いと証明書の受け取り

手続きが完了したら、表示された金額を支払い、証明書が印刷されます。

印刷が終わったら、取り忘れに注意して証明書と領収書を受け取ってください。

ファミマで戸籍謄本が取得できない場合の対処方法

ファミマのマルチコピー機は便利な手段ですが、必ずしもすべてのケースで戸籍謄本を取得できるとは限りません。

ここでは、取得できない主な原因や、その場合に選べる代替手段について詳しく解説します。

交付できない主な原因と確認ポイント

戸籍謄本がファミマで発行できない原因は複数あります。

主な要因としては、以下のようなケースが挙げられます。

 

  • 本籍地の自治体がコンビニ交付に未対応
  • マイナンバーカードの暗証番号の入力ミスや有効期限切れ
  • 利用可能時間外に操作している
  • 戸籍の附票や改製原戸籍など、対象外の書類を求めている

 

特に多いのが、本籍地がコンビニ交付に対応していないケースです。

住民票の住所ではなく「本籍地の自治体」がサービスに対応しているかを確認する必要があります。

また、マイナンバーカードの設定ミスや暗証番号のロックも取得できない理由となるため、事前確認を行っておくことが大切です。

本籍地が対応していない場合の取得方法

ファミマでの取得ができない場合でも、戸籍謄本は他の方法で取得可能です。

主な手段は以下の3つです。

 

  • 郵送による申請
  • 市区町村の窓口で本人が申請
  • 市町村の窓口で代理人が申請

 

郵送申請は、遠方の本籍地であっても手続き可能な便利な方法です。

また、急ぎで必要な場合や、記載内容に不明点がある場合は、直接、市区町村の窓口に出向いて申請する方がスムーズです。

市区町村の窓口で本人が取得する

市区町村の窓口で戸籍謄本を申請する際は、本人だけでなく、配偶者や親族(父母、子、祖父母など)でも手続きが可能です。

本籍地以外の市区町村でも申請できるようになったため、従来より利便性が高まっています。

窓口申請に必要なものは以下のとおりです。

 

  • 申請書(役所窓口で記入)
  • 本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証、パスポートなど)
  • 印鑑(認印でも可)
  • 手数料(1通につき450円)

 

本人以外が申請する場合でも、直系親族であれば委任状は不要ですが、その他の第三者が手続きを行う場合は、委任状の提出が必要となります。手続きにかかる時間や詳細については、各自治体の公式ホームページで事前に確認しておくと安心です。

郵送申請で取得する

郵送申請を行う場合は、以下の書類を封筒に入れて本籍地の役所へ送付します。

 

  • 申請書(自治体ごとに書式あり)
  • 本人確認書類のコピー
  • 手数料分の定額小為替
  • 返信用封筒(切手を貼付)

 

申請から取得までには数日〜1週間程度かかる場合があります。

余裕を持って準備し、送付先の住所や必要な書類の詳細は、必ず各自治体の公式サイトで確認してください。

市区町村の窓口で代理人がする

戸籍謄本は、本人だけでなく一定の親族であれば取得が可能です。

ただし、申請できる範囲には制限があり、兄弟姉妹は含まれません。

本人が来庁できない場合は、代理人による申請も認められています。

代理人による手続きには、以下の書類が必要です。

 

  • 委任状(代理人と本人が同一戸籍にない場合)
  • 代理人の本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカードなど)
  • 印鑑(認印でも可)
  • 手数料(1通あたり450円)

 

代理人が申請を行う場合は、本籍地の役所での手続きが基本となります。

申請前に必要書類をしっかりと揃え、該当の市区町村の窓口に確認しておくと安心です。

ファミマで戸籍謄本を安全に取得するための注意点

戸籍謄本は公的な身分関係を証明する大切な書類です。

便利なコンビニ交付を利用する際にも、情報の正確性と個人情報の保護に気を配ることが求められます。

暗証番号の入力ミスによるロック対策

コンビニで戸籍謄本を取得するには、マイナンバーカードと4桁の暗証番号(利用者証明用パスワードの場合)が必要です。

しかし、この暗証番号を3回連続で間違えてしまうと、カードがロックされてしまい、以降の操作ができなくなります。

そのため、事前に暗証番号を確認しておくことが大切です。

暗証番号の控えを紙などに残すのではなく、安全に記憶・管理することも大切です。 

 

4桁の証番号(利用者証明用パスワードの場合)の初期化方法

暗証番号を忘れた場合は、いくつかの方法で初期化が可能です。

署名用パスワード(6〜16桁)が有効であれば、専用のスマートフォンアプリとコンビニ設置のキオスク端末を使って、パスワードを初期化できます。

もし署名用パスワードも利用できない場合は、マイナンバーカードを持参のうえ、住民票のある市区町村の窓口で再設定手続きを行わなければなりません。

詳細は各自治体の案内をご確認ください。

ファミマで戸籍謄本を取得する際によくある質問

ファミマで戸籍謄本を取得する際によくある質問をご紹介します。

Q. ファミマで取得できる戸籍謄本は正式な書類として使えますか?

ファミマのマルチコピー機で取得した証明書には、改ざんや偽造を防止する高度な技術が採用されています。

コンビニのマルチコピー機で取得したものも、自治体が発行する正式な公的書類です。
提出先が求める要件を満たしていれば、窓口や郵送で取得したものと同様に使用できます。

ただし、用途によってはコピー不可や提出期限の制限がある場合もあるため、使用前に提出先へ確認することをおすすめします。

Q. ファミマのマルチコピー機で印刷した戸籍謄本の印刷状態が良くなかった場合の問い合わせ先は?

証明書の印刷に不備があった場合は、その場で店舗スタッフに申し出ましょう。

証明書を持ち帰らず、その場で申告すれば、店員が証明書に無効の印を押し、返金対応を行ってくれます。

なお、証明書には個人情報が含まれるため、無効印が押されたものは自宅で適切に破棄してください。

ファミマで戸籍謄本を取得する方法についてのまとめ

本記事では、戸籍謄本を身近な場所で取得する方法として、ファミマなどのコンビニを活用する手段をご紹介しました。

特定の条件を満たせば、役所に足を運ばなくても証明書を入手できるため、多忙な方や遠方の本籍地に対応する方にとって、非常に実用的な選択肢といえるでしょう。

 

記事の要点をまとめると以下のとおりです。

 

  • 戸籍謄本は、本人や親族の身分関係を証明する公的書類であり、市区町村の窓口、郵送、コンビニ等で取得できる
  • コンビニでの取得には、マイナンバーカードの所持や自治体の対応状況、利用可能な時間帯の把握が必要
  • 取得できない場合は、郵送申請や窓口対応、または信頼できる代行サービスの利用といった代替手段がある

 

事前に準備すべきポイントを押さえたうえで、最適な取得方法を選ぶことがスムーズな手続きにつながります。

ご自身の状況に応じた選択肢として、ぜひご活用ください。

本記事が、ファミマなどのコンビニで戸籍謄本を取得する際の一助となれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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